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思春期ニキビ

思春期ニキビは、その名の通り思春期(10代)の男女問わずによく出来るニキビです。
皮脂分泌量の多いTゾーンを中心に顔全体に症状が現れ、特にこの年頃は、ニキビが恥ずかしいと感じる事もありますので、しっかりとケアをして治していきましょう。

思春期ニキビの原因

思春期は特に成長ホルモンの働きが活発な時期で、新陳代謝も高く皮脂が過剰に分泌されます。この過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞ぎ、この毛穴に詰まった皮脂をエサにしてアクネ菌が繁殖し、炎症が起こりニキビとなります。

思春期ニキビと言うだけに、年を取るとともに皮脂の分泌量が減ってくれば自然と症状も治まります。ですが、症状が重症化するとお肌が凸凹と醜いクレーターの様なニキビ跡が出来てしまう事もありますのでしっかりと早めにニキビを治す事が大切です。

思春期ニキビの治し方

思春期ニキビを治すためには、洗顔など毎日のスキンケアと食生活、睡眠が大切です。

洗顔

思春期ニキビケアにまず大切なのは、適切な洗顔して肌を清潔な状態に保つことです。
洗顔をしっかりと泡立てて、泡で顔を撫ぜるような感じで優しく洗いましょう。キレイにしようとゴシゴシと洗ったりすると、かえって肌を傷めたりニキビを刺激して悪化させることになるので注意が必要です。

基本的に朝と夜の2回、部活やスポーツなどで汗をかいたりした場合はその時に洗うようにしましょう。

洗顔後は、美容液を使ってしっかりと保水・保湿をするようにすることも大切です。

食生活

思春期は特にお肉などの脂っこい物が美味しかったり、チョコレートや甘いものが欲しくなる時です。全くダメと言う事ではありませんが、できるだけ控えめに摂取するようにした方が治りも早くなるでしょう。

睡眠

塾や家庭学習などで夜更かししがちですが、睡眠時にお肌の奥で傷ついた細胞を修復したり、ターンオーバーが行われます。また肌の潤いやハリに欠かせないコラーゲンやエラスチンが作られたり睡眠は肌の健康にとても大切。特にターンオーバーが活発になる夜22時~2時の間はお肌のゴールデンタイムなどとも呼ばれており、ニキビを治す間だけでも十分に睡眠をとるようにしましょう。

ニキビの症状

ニキビは、症状の進行度によって白ニキビや黒ニキビなどの種類があります。
それぞれの状態によってニキビケアの内容なども異なります。自分のニキビの進行具合を知って適切にケアをしてニキビ跡が残らないように早期ケアを行う事をお勧めします。

白ニキビ

白ニキビは、ニキビの初期の症状です。皮脂と古い角質が混ざり、角栓(コメド)が出来て毛穴を塞ぎ、表皮からポツっと白い頭が見え、ニキビの存在に気付く段階です。簡単につぶれやすく、無意識のうちにつぶしてしまいがちです。この段階でケアをしっかりしておかないと、細菌が繁殖して化膿や炎症を起こすので要注意です。正しく洗顔をし、女性の方は早めにメイクをしっかり落とすなどお肌への負担を減らしたりすることも大切です。

黒ニキビ

白ニキビから症状がさらに進み、毛穴に詰まった皮脂が押し上げられ毛穴が開き、詰まっていた角栓が酸化する事で黒く見えている状態です。毛穴にポツポツと黒い詰まりが目立って肌がくすんだ印象を受けるようになります。黒ニキビは、石けんをよく泡立てて優しく丁寧に洗顔し、毛穴引き締め効果のある化粧水などでしっかりと保湿を行う事が大切です。

赤ニキビ

赤ニキビ(紅色丘疹)は、白ニキビや黒ニキビがさらに進行・重症化し、アクネ菌が増殖して赤く炎症が起きている状態です。赤ニキビになると痛みを伴うようになり、また膨らみが大きくなりニキビが目立つようになります。女性ならニキビを隠すためにファンデーションなどを塗っしまいがちですが、毛穴が詰まったりニキビを刺激してさらに悪化させる要因になるため注意が必要です。スキンケアだけでは治りにくく毎日の生活習慣なども合わせて見直すことが大切です。

黄ニキビ

赤ニキビがさらに進行し、膿がたまり化膿した状態です。黄ニキビ(化膿性ニキビ)は、広範囲に炎症が及ぶことが多く、ニキビが多く出来たり、また真皮層や皮下組織までダメージがおよぶなどし、凸凹したクレーターの様なニキビ跡が残ることもあります。この段階まで来ると自分自身で行うケアで治していくことは困難で、病院等で専門的な治療を行う事をお勧めします。

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